👑 警戒心最強のキジトラ猫🐈我が家の『マル様』
1. 窓際の孤高の存在、マル
私の数少ない大切な家族、野良出身のキジトラ猫のマル。
野良出身という経歴のせいか、その警戒心は折り紙つきです。家の中にいながらにして、まるで野生の王国で生きているかのように、勝手気ままに振る舞っています。
普段のマルは、私にまるで関心がないかのよう。窓際やソファーの上を我が物顔で独占し、神聖な儀式のようにただひたすら眠っています。その姿はまさに「孤高の存在」……そう、食事の時間が来るまでは。


2. 🚨 食事時の暴君降臨!「無視すんじゃねえよ!」
静寂は、食事の時間が近づくと破られます。
普段の静かなマルはどこへやら、人が(猫が)変わったかのように「ニャーニャー」と鳴き始めるのです。ここからは、私の平穏な時間が終わりを告げ、**「マル様劇場」**の開演です。
もし私がそれを無視しようものなら、マルは本気を出します。
両手(足)を私の肩にかけ、顔をどアップにして再度鳴き叫ぶのです。
まるで
🐈「無視すんじゃねえよ!」
と言わんばかりの威圧感。
「ちょっと待ってね😄」
そう言って私がご機嫌を取ろうと撫でてやると……なぜかその手を「ガブリ!」と噛みついてくるのです。
👩🌾「なんじゃコイツは⁈」「ムカつく!」
少しイラッとしながらも、結局は愛おしい我が猫。私は不満を抱えつつも、食事をマル様に献上します。
そして食べ終わると、また人(猫)が変わったかのようにおとなしくなり、あっという間に眠りにつくのです。このツンデレ(デレはどこ?)の切り替えの早さには、毎回驚かされます。



3. 👹 終わらない「撫でろ」地獄からの脱出劇
ひとしきり眠り、目が覚めると、マルは突然私にスリスリしてきます。
これは「撫でろ」モードに突入したことを知らせる、強制力の強い合図です。
私はご機嫌を取るため、ひたすら頭やお尻を撫で続けます。
👩🌾「これでもか!」
というくらい撫で続け、腕も心も疲弊したので「もう十分だろう」と部屋を出ようとドアに向かうと、事態は急変します。
🐈「まだ撫でられ足りぬ!」
なんとマルはドアの前に先回りし、開閉できないよう出口を完全封鎖してくるのです。
👩🌾「マル様もう勘弁してくださいよ〜」
そう心で叫びながら、再び撫で始める私。
「もうさすがに満足しただろう」と、今度こそ急いで部屋から出ようとすると、私の後ろまで走ってきて、猫パンチの連打を喰らわせてきます。
🐈「逃げるんじゃねぇ!」
🐈「まだ足りぬわ!」
逃げられない撫で地獄。
最終手段として私が編み出したのは、「窓の外に気を取られた隙に、素早く部屋から脱出!」という一瞬の隙を突く方法です。


4. 愛しさと憎たらしさが同居する、私たちの日常
食事時の暴君、撫でろ地獄の門番、そして窓際の静かなキジトラ。
毎日、振り回されっぱなしで、イラッとさせられることも少なくありません。しかし、この瞬間的な「愛しさと憎たらしさ(愛憎)が同居する時間」こそが、私とマルの日常なのです。
この警戒心最強の暴君と、これからもずっと、この不思議な主従関係(?)を楽しんでいこうと思っています。


⏭️ 次に読む記事のご紹介
毎日、愛憎入り混じる攻防戦を繰り広げているマルですが、実は私にとって彼は、ただの家族という以上の存在です。
私自身、HSP(Highly Sensitive Person)という繊細な気質を持っているのですが、警戒心最強だった野良猫のマルとの出会いや日々の交流は、私に多くの「共感の力」や「心の安らぎ」を教えてくれました。
マルと出会った時のこと、そしてHSPの私が猫との時間を通して得られた気づきについて、別の記事で詳しく綴っています。もしご興味があれば、ぜひ次に読んでみてください。
繊細な私の日常
新着記事
